色づきや大きさなどで「京たんご梨」として選別される二十世紀梨(京丹後市久美浜町・JA久美浜梨選果場)

色づきや大きさなどで「京たんご梨」として選別される二十世紀梨(京丹後市久美浜町・JA久美浜梨選果場)

 京都府の京丹後特産「京たんご梨」の約8割を占める二十世紀梨の出荷作業が、同市久美浜町のJA京都久美浜支店浦明選果場でピークを迎えている。例年より実が大ぶりで、二十世紀梨特有のみずみずしく上品な甘さに仕上がったといい、9月下旬までの期間中に京都中央卸売市場などに約150トンが出荷される見込み。

 同市市内では、久美浜町と網野町の農家31戸が約12ヘクタールで「京たんご梨」のブランド名となる二十世紀梨を露地栽培している。今シーズンは、ナシが実を付けるために受粉する開花時期の4月中旬ごろが気温が低く、収穫前の8月から9月にかけて雨が続いたため、生産量は例年の2~3割減となる見込み。JA京都久美浜支店の担当者は「雨量が多かった分、みずみずしく、甘さも平均10・5度の糖度があり、申し分ない」出来栄えという。

 選果場では、多い日で約7トンが農家から持ち込まれ、作業員が二重に袋掛けされたナシを一つ一つ丁寧に取り出し、色づきや大きさを見極めた後、光センサーで糖度を測り、基準値を上回ったナシを「京たんご梨」として選別して箱詰めした。