醍醐寺で出土した瓦の拓本に挑戦する児童ら(京都市伏見区・同寺)

醍醐寺で出土した瓦の拓本に挑戦する児童ら(京都市伏見区・同寺)

 子どもたちが世界遺産の醍醐寺(京都市伏見区)を散策するイベントがこのほど開かれた。寺で出土した瓦の文様を紙に写し取る「拓本」を体験するなどし、歴史や文化の奥深さに触れた。
 地域の歴史に興味を持ってもらおうと、伏見区役所醍醐支所が企画した。小学3~6年の児童と両親ら約30人が参加した。
 境内の発掘調査で出土した平安期や鎌倉期の瓦を使い、拓本に挑戦した。瓦に重ね合わせた専用紙を湿らせ、浮かび上がった蓮華(れんげ)や唐草などの模様を慎重に墨でかたどった。
 寺にある文化財の見学では、市埋蔵文化財研究所所員の解説で、五重塔や金堂などの特徴について学んだ。
 京都市立春日野小3年の女子児童(8)は「醍醐寺には古い建物や出土品がたくさんあると知って、すごいと思った」と笑顔で話した。