桃山時代の髪型「唐輪」。中国や朝鮮との往来が頻繁になり、日本に伝わったという(京都府長岡京市・神足ふれあい町家)

桃山時代の髪型「唐輪」。中国や朝鮮との往来が頻繁になり、日本に伝わったという(京都府長岡京市・神足ふれあい町家)

 女性の髪型「自髪結い」を体験する催しがこのほど、京都府長岡京市神足2丁目の神足ふれあい町家であった。それぞれの時代に合わせた化粧や衣装も施され、当時の雰囲気があでやかに再現された。
 乙訓地域を中心に、京阪神の美容師でつくる「結いの会」が主催した。古文書などに残る史実を基に、髪結い技術と伝統の継承を目指して企画した。
 体験会では、全国から応募があった13人の女性をモデルに、江戸時代までの自髪結いが再現された。奈良時代の女性貴族の髪型で、まげで輪をつくる「高髻(こうけい)」や、江戸時代のおいらんの様式で、結ったまげを横に倒す「横兵庫」など、身分や時代によって異なる13種の髪型が並んだ。
 服装のほか、髪の生え際の白塗りをはじめとする化粧方法も時代に合わせて表現。沖縄県宜野湾市から参加した主婦(38)は「なかなかできない体験。日本の文化を知る機会になった。自分でもやってみたい」と笑顔を見せた。