英語字幕や光の演出とともに落語を披露する三遊亭遊雀さん(大津市園城寺町・三井寺)

英語字幕や光の演出とともに落語を披露する三遊亭遊雀さん(大津市園城寺町・三井寺)

 大津市園城寺町の三井寺で4日夜、神社仏閣で伝統芸能に親しむイベント「ジパング笑楽座」があった。特別公開された観月舞台で落語や邦楽、曲芸が繰り広げられ、地域住民や観光客ら約80人が光や映像を織り交ぜたステージを楽しんだ。
 2020年東京五輪に向けて日本文化を海外に発信する機運を高めようと、文化庁と落語芸術協会が昨年度から全国各地で開いている。県内では昨年11月の日吉大社(大津市)に続き2カ所目で、4組が出演した。
 夕闇が迫る中、市街地を見渡せる高台にある観月舞台が幻想的にライトアップされ、尺八奏者松本太郎さんによる優雅な演奏で幕開けした。太神楽の鏡味味千代さんは色とりどりの照明の明滅に合わせ、和傘を軽快に回す曲芸を披露した。
 落語家三遊亭遊雀さんは、英語字幕と主要場面のイラストを映し出したスクリーンを前に「動物園」を披露。外国人や子どもも楽しめる演出で笑いを誘った。