重要文化財の刀剣「国広」などの宝物に見入る来場者(京都市上京区・北野天満宮宝物殿)

重要文化財の刀剣「国広」などの宝物に見入る来場者(京都市上京区・北野天満宮宝物殿)

 北野天満宮(京都市上京区)が所蔵する刀剣や名画を紹介する企画展「北野天満宮の至宝 刀剣×梅」が、境内の宝物殿で14日まで開かれている。

 同天満宮には豊臣家や前田家といった武門から寄進された刀剣が数多く伝わっている。

 会場では、慶長12(1607)年の社殿造営に際して豊臣秀頼が納めた太刀「國広」(重要文化財)、加賀藩の13代藩主前田斎泰(なりやす)が奉納した「助守」(重文)などが並ぶ。訪れた刀剣ファンの若者らが一つ一つにじっくりと見入っていた。

 絵画の名品も多く、帝室技芸員にも選ばれた明治時代の日本画家望月玉泉の「梅花朧月図」や、藤原秀信の「白梅紅梅図」など天満宮を象徴する梅が情緒豊かに描かれている。企画展は有料。

 境内では、手作り品を集めた初めての「ものづくりTenmangu」も開かれた。穏やかな春の一日を楽しむ人たちでにぎわっていた