出荷時期を迎え、農家で選別されるカラー(京都府城陽市奈島)

出荷時期を迎え、農家で選別されるカラー(京都府城陽市奈島)

 結婚式のブーケや観賞用に用いられる花「カラー」が、産地の京都府城陽市で出荷時期を迎えている。生産農家は、茎の長さをそろえたカラーを束ね、花弁のように見える白い「苞(ほう)」を傷めないよう、丁寧に作業を進めている。

 地下水に恵まれる同市は花き栽培が盛ん。カラーはサトイモ科の多年草で、昨年は8軒の生産者が約115アールで栽培し、28万8千本を出荷した。

 同市奈島の森島範紘さん(39)の作業場では、午前7時ごろに収穫したカラーを運び込み、苞の状態を見極めて選別。5本を一組にし、先端をセロハンで包む。森島さんは「冬場が暖かいと春先に収量が減ることもあるが、今年は順調に育っている」と話した。