中畑副支社長(右)に要望書を渡す西村会長=京都市南区・JR西日本京都支社、山陰本線京都中部複線化促進協議会提供

中畑副支社長(右)に要望書を渡す西村会長=京都市南区・JR西日本京都支社、山陰本線京都中部複線化促進協議会提供

 京都府の丹波2市1町(亀岡市、南丹市、京丹波町)でつくる山陰本線京都中部複線化促進協議会は、JR西日本京都支社(京都市南区)に運行本数の維持を求める要望書を提出した。来春のダイヤ改正で、山陰線の亀岡-園部間の昼間の減便案が浮上していることなどを受けて行った。

 南丹市長の西村良平同協議会長と亀岡市の石野茂副市長らが17日、同支社を訪問。西村会長が中畑明浩同副支社長に渡した要望書では「本数の削減は住民生活に多大な影響を与え、活力やにぎわいの低下につながると大変危惧している」と訴え、本数維持を「強く要望する」とした。

 新型コロナウイルスの感染拡大による旅客減を受け、10月のダイヤ改正で園部-胡麻間の土日曜・祝日の一部時間帯で普通の運行が取りやめられることなども踏まえた。

 西村会長らによると、JR西は来春のダイヤ改正は検討段階とした一方で、旅客減で経営が悪化していると強調。コロナが収束しても、旅客数がすぐに元に戻るかという点については厳しい見通しを示したという。

 要望後、西村会長は「JR西と手をつないで嵯峨野線(山陰線)を守っていきたい。ダイヤには十分に配慮してほしい」と話した。