見ごろを迎えたソバの花(滋賀県多賀町栗栖)

見ごろを迎えたソバの花(滋賀県多賀町栗栖)

 そばの産地・滋賀県多賀町の一帯で、かれんなソバの花が咲き誇っている。山裾に白いじゅうたんを広げたような景色が広がり、農道の赤いヒガンバナとのコントラストが人々を魅了している。

 ソバは約20年前、大豆に代わる転作作物として栽培が始まった。寒暖差があるまちの気候に適し、今年は15戸が約70ヘクタールで育てる。加工した「多賀そば」のおいしさは県内外で知られている。

 小さな白い花が秋の風にそよぎ、沿道の人々を楽しませている。ソバの実は11月上旬から収穫し、約55トンを見込む。JAを通じて出荷し、12月上旬から新そばが町内の飲食店で提供される。

 生産者でつくるJA東びわこ多賀そば部会の西村泰一部会長(67)は「香りとのどこしの良さが多賀そばの魅力。このまま順調に育ってほしい」と話した。花の見頃は10月中旬まで。