刈り取った稲を稲木に干す参加者ら。2、3週間干し、脱穀なども手作業で行う予定(京都府亀岡市薭田野町・鹿谷ワンダービレッジ)

刈り取った稲を稲木に干す参加者ら。2、3週間干し、脱穀なども手作業で行う予定(京都府亀岡市薭田野町・鹿谷ワンダービレッジ)

 京都府亀岡市薭田野町の鹿谷ワンダービレッジでこのほど、無農薬、無肥料米の稲刈りが行われた。夏を思わせるような日差しの下、市内外から集まった同ビレッジメンバーら約30人が鎌で刈り取り、一束一束、稲木干しにしていった。

 同ビレッジは耕作放棄地など約2・5ヘクタールの農地で、食の安全や自然と共に生きる暮らしに関心を持つ市民らが随時集まり、無農薬で農作物を育てている。田んぼは3反半(約35アール)あり、今年も除草剤や肥料を使わずキヌヒカリを育ててきた。

 20日は、1反分の稲刈りをした。田んぼ内には雑草も多いが稲は先日の台風の風にも倒れておらず、参加者は丁寧に鎌で刈り取り、ひもで縛って束にして次々と稲木に干した。
 京都市西京区から初めて参加した男子児童の兄(8)と弟(7)は「鎌で刈るのは切りにくかった」「田植えもしてみたい」と話していた。

 同ビレッジによると、新型コロナウイルス禍で自然体験や免疫を高める安全な食などが注目され、無農薬の田畑での農業体験への関心も高まっているという。同ビレッジのメンバー登録は無料で随時募っている。詳細はホームページへ。