南丹市に預けられたパルスオキシメーター(右)。必要とする療養者の自宅に市職員が届ける=同市園部町・市役所

南丹市に預けられたパルスオキシメーター(右)。必要とする療養者の自宅に市職員が届ける=同市園部町・市役所

 京都府南丹市は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、府南丹保健所(同市園部町)の業務支援を始めた。感染者の健康状況を聞き取る保健師を同保健所に派遣するほか、血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターを自宅療養者に届ける役割などを担う。

 同保健所は南丹市や亀岡市、京丹波町を管轄する。8月下旬以降、コロナの第5波が猛威を振るい、態勢が逼迫(ひっぱく)する中、南丹市が支援を申し出た。

 9月中旬までは週1、2回、保健師を派遣。自宅療養中の感染者に電話をし、熱の有無など体調について聞き取り調査にあたった。保健師の派遣は、亀岡市と京丹波町も行ったという。

 今後はパルスオキシメーターの配達も行う。緊急時に備えて市役所に数個を配備。プライバシーに配慮するため、療養者の了解を得た上で、市職員が自宅の玄関先や郵便受けに置くなどして届ける。

 集団感染時のPCR検査にも市職員を出すことにしており、訪れる大人数の車の整理、誘導を担当し、円滑な検査につなげる。

 市福祉保健部は「市としてできることに協力し、第6波に備えたい」と強調。同保健所は「業務にはマンパワーが必要で、市の協力は大変ありがたい」と感謝している。