簀桁を両手で持ち、卒業証書をすく6年生ら(綾部市十倉名畑町・黒谷和紙工芸の里)

簀桁を両手で持ち、卒業証書をすく6年生ら(綾部市十倉名畑町・黒谷和紙工芸の里)

 京都府綾部市立10小学校の6年生約270人が、自分の卒業証書を黒谷和紙で手すきする活動を、同市十倉名畑町の黒谷和紙工芸の里で始めた。証書の紙すきは毎年恒例で、6年生たちは残りの学校生活に思いをはせていた。
 初日の1日は豊里小の6年生24人がすいた。木枠「簀桁(すげた)」を動かし、紙の原料であるコウゾをすいていった。
 豊里小6年の女子生徒(11)は「紙すきは最後の水切りが難しかったけど、できばえは良いと思う。残りの学校生活も楽しく過ごしたい」と笑顔で話した。
 卒業証書の紙すきは12月13日まで続く。和紙は乾燥後、文面や児童名を入れ、3月19日の卒業式で手渡される。