滋賀県東近江市

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 滋賀県東近江市の八日市南高校は22日、抗生物質を投与していた乳牛の生乳を誤って出荷するミスがあったと発表した。集荷後の検査で判明したために市場には出回らなかったが、同じタンクで集められた酪農家9軒の出荷分を含む生乳約6400キロが廃棄になった。

 同高は、農業科で飼育している乳牛の生乳を職員が搾り、業者を通して出荷している。17日朝に搾った生乳75・2キロを同日に出荷したが、この中に感染症予防で抗生物質を与えている乳牛の生乳も含まれていた。

 生乳は業者が近隣の酪農家を巡回し、同じタンクに入れて回収している。このため、9軒が出荷した生乳と同高分が混じってしまい、同日の回収分6444・8キロ全量を廃棄せざるを得なくなったという。

 抗生物質を投与している乳牛のゲージに搾乳できない旨の表示板を付けるなどしていたが、職員や教員間の情報共有が不十分だったといい、同高は滋賀県や回収業者と補償に向けて協議している。