会見後、バスケットボールを手にポーズを取る(右から)上原氏、釜渕氏、後藤氏=大津市

会見後、バスケットボールを手にポーズを取る(右から)上原氏、釜渕氏、後藤氏=大津市

 Bリーグ1部の滋賀レイクスターズは22日、東証1部上場のIT企業・マイネット(本社・東京)がレイクスの発行済み株式の75%を取得し、クラブ経営に参画すると発表した。レイクスに、過半数の株式を持つ親会社ができるのは、2007年のクラブ創設以来初めて。デジタルサービスを生かした事業拡大を進め、経営面が重視される2026年からの新B1参入を目指す。

 レイクスの釜渕俊彦社長や後藤敬一前会長(滋賀ダイハツ販売会長)、マイネットの上原仁社長が大津市内で会見した。筆頭株主だった滋賀ダイハツは全株式をマイネットに売却。守山市出身の上原氏が30日付でレイクスの会長に就任する。後藤氏はこの日、退任した。

 新B1の参入要件は、売上高12億円や平均入場者数4千人など。レイクスの現状はいずれも半分程度で、参入審査が行われる24年までに倍増させる必要がある。マイネットはスマートフォンゲームの運営に加え、サッカーJ2のFC琉球の運営にも関わっている。レイクスではデジタルマーケティングによってチケット販売や物販の効率化などを進め収益拡大を目指す。

 守山市に引っ越した上原氏は「経営体制が変わっても『県民球団』であることに変わりはない。レイクスを大きくしたい」と強調。釜渕氏は「新B1参入にはこれまでの延長線上では不可能。滋賀のためにも、あこがれを持ってもらえる強いクラブにしたい」と説明した。

 平和堂と今季のメインオフィシャルパートナー契約を結んだことも発表した。