感謝状を受け取る髙橋六男さん(中央)と貴佐枝さん=高島市今津町日置前・市消防本部

感謝状を受け取る髙橋六男さん(中央)と貴佐枝さん=高島市今津町日置前・市消防本部

 滋賀県高島市マキノ町新保で21日に発生した民家火災で適切な初期消火により被害拡大を防いだとして、市消防本部は高橋六男さん(78)、貴佐枝さん(73)夫妻に感謝状を贈った。

 夫妻は同日午前10時20分ごろ、向かいの家からガラスが割れる音がした直後、窓から炎が上がっているのに気がついた。六男さんが自宅や乗用車にあった消火器3本を使って消火にあたり、貴佐枝さんは119番した。当時、民家は無人で木造2階建てのうち約12平方メートルを焼いた。けが人はなかった。

 22日に行われた感謝状の贈呈式では、同本部の中尾正行消防長が「緑豊かな地域での火災だったので、周囲の山に火が移る前に初期消火してもらい大変助かった」と感謝した。六男さんは21歳まで海上自衛官だったといい「若いときの消火訓練の経験が頭に残っていた。どうにか火を消そうと必死でした」と笑顔で振り返っていた。