共同訓練で不審船に見立てた船(手前)を追跡する巡視船「あさま」と海上自衛隊のヘリコプター=若狭湾、第8管区海上保安本部提供

共同訓練で不審船に見立てた船(手前)を追跡する巡視船「あさま」と海上自衛隊のヘリコプター=若狭湾、第8管区海上保安本部提供

 第8管区海上保安本部(京都府舞鶴市)と海上自衛隊は24日、京都府と福井県沖の若狭湾で不審船対応の共同訓練を実施した。海保の巡視船や海自の艦艇などが海と空から不審船を追跡して、連携を確認した。

 共同訓練は1999年から実施している。8管区内では11回目。

 福井県内の原子力発電所に向かう不審船2隻を海自のヘリコプターが発見した、との想定で実施。不審船に見立てた海保や海自の船を、海保の巡視船「あさま」が追跡した。あさまだけでは停船対応が難しいため、海上警備行動が発令されて海自のミサイル艇「はやぶさ」が追跡に加わり、発光信号や汽笛などを出して停船させた。

 島谷邦博本部長は「不審船に的確に対応し、両機関の情報共有も円滑にできた。共同対処能力の維持・向上が図られた」と講評した。