後方部分から煙を上げるごみ収集車の消火にあたる消防隊員ら(京都府宮津市惣)

後方部分から煙を上げるごみ収集車の消火にあたる消防隊員ら(京都府宮津市惣)

 9日午前10時35分ごろ、京都府宮津市惣の路上で市委託のごみ収集車から出火し、約30分後に消した。けが人はなかったが、住宅が立ち並ぶ現場は一時騒然となった。ごみの中から破裂したスプレー缶が見つかり、消防などは缶に残ったガスが漏れて引火したとみている。

 宮津署や宮津与謝消防組合によると、収集車を運転していた男性作業員(64)に「煙が出ている」と別の作業員から連絡があり、近くの駐車場へ移動。会社を通じて119番し、消防隊がエンジンカッターで収集車後部に穴を開けるなどして消火した。近くの女性(90)は「サイレンを聞いて外に出ると、煙が上がっていて驚いた」と話した。

 同消防組合の説明では、缶の中にガスが残ったまま捨てると収集車がごみを圧縮する際に生じる火花などに引火するケースがあるといい「ガス缶は穴を開けるなどしてガスを完全に抜くことが重要。決められたルールで分別してほしい」と注意を呼び掛けている。