下京署の森野淳署長から感謝状を受け取る中村さんと、杉本さん(後方右)ら=9月29日、京都市下京区・下京署

下京署の森野淳署長から感謝状を受け取る中村さんと、杉本さん(後方右)ら=9月29日、京都市下京区・下京署

 海外在住の日本人医師をかたって女性に恋愛感情を抱かせ、現金をだまし取る「国際ロマンス詐欺」の被害を防いだとして、京都府警下京署は29日、滋賀銀行京都支店(京都市下京区)の職員中村ふゆ子さん(27)、杉本佳子さん(54)と同店に対して感謝状を贈った。

 窓口担当の中村さんは、9月7日昼すぎ、ドルで100万円以上の送金を申し出た50代女性に応対。女性が振込先をはっきり言わず、携帯電話を何度も見返したため、「詐欺かも」と考え、支店長代理の杉本さんと一緒に女性を説得して下京署に通報した。

 下京署によると、女性はSNS(会員制交流サイト)で知り合った海外に住む日本人医師を名乗る男から「結婚したら得られるお金を受け取るための費用」などと言われ、送金しようとしたという。

 森野淳署長から感謝状を受け取った中村さんは「おかしいと思った自分の直感を信じて被害を防ぐことができて良かった」と話した。