学生の大麻所持容疑について謝罪する内海校長(中央)ら=舞鶴市白屋・舞鶴工業高等専門学校

学生の大麻所持容疑について謝罪する内海校長(中央)ら=舞鶴市白屋・舞鶴工業高等専門学校

 京都府舞鶴市白屋の国立舞鶴工業高等専門学校の学生3人が大麻取締法違反の疑いで京都府警に逮捕され、学生や学校関係者に衝撃が広がった。同校で薬物に絡む逮捕者が出るのは初めてといい、内海康雄校長は30日の記者会見で「深刻に受け止めている」と謝罪し、再発防止に取り組む考えを示した。

 府警によると、市内の下宿先で大麻を共同で所持した容疑で29日に逮捕されたのは4年の男子学生(22)と18、19歳の少年。3人を含む男女約10人が「過去に大麻を使った」と話したという。

 記者会見で内海校長は「事実関係を調べ、このようなことが起こらないようにしたい。申し訳ありませんでした」と頭を下げた。学生が使用の報道に関しては「大変驚き、衝撃を受けた。学校として把握できていなかった」と説明した。

 同校は7月に4年生を対象に警察官による薬物乱用防止教室を開き、注意を呼び掛けていた。内海校長は「コロナ禍の中で毎朝、健康状態や所在をチェックし、見守り訪問もしてきた。聞き取りやアンケートをして再発防止策を考えていく」と述べた。

 学生からは戸惑う声が聞かれた。4年の男子学生(19)は「(薬物の)うわさは聞いたことはなく、朝起きると自分の学校がニュースになっていて驚いた」と困惑していた。

 同校には機械工学科や電気情報工学科など4科の本科(5年制)と、専攻科(2年制)があり、4月時点の在籍者は833人。