宇治川で男性を救助したとして感謝状が贈られた(右から)大野さん、直江さん、中村さん=9月30日、京都市伏見区・伏見署

宇治川で男性を救助したとして感謝状が贈られた(右から)大野さん、直江さん、中村さん=9月30日、京都市伏見区・伏見署

 京都府の宇治川に転落して流された男性を救助した京都市山科区と京都府宇治市の男性3人に、伏見署から感謝状が贈られた。増水した川から懸命に体を引き上げたといい、3人は「無事に助けられて、ほっとした」と喜びを語った。

 同じ水道設備会社に勤務する大野裕貴さん(37)=山科区=と直江大樹さん(29)=宇治市=、中村勝則さん(34)=宇治市。

 釣り仲間の3人は9月15日夕、京都市伏見区の宇治川右岸でブラックバスなどを釣ろうとしていた時、「助けて」と声を上げ流される男性(42)=伏見区=を見つけた。川は降り続いた雨の影響で濁流になっていた。

 大野さん、直江さんは男性を追いながら、離れた場所にいた中村さんに電話して「警察や消防を誘導してくれ」と伝達。男性が観月橋下流の岸辺に流れ着いたタイミングで、大野さんらが腕をつかんで引き上げた。男性は病院に搬送されたが、軽傷で済んだという。

 9月30日、伏見署の秦正浩署長から感謝状を受け取った3人は「みんなで連携して、人命救助できてよかった」と話した。