「わたしのカラダとこころノート」をPRする作成者ら(京都市左京区)

「わたしのカラダとこころノート」をPRする作成者ら(京都市左京区)

 母親が自分の体を気遣うきっかけを作ろうと、京都市左京区で子育て中の女性3人が「わたしのカラダとこころノート」を作成した。母子手帳ならぬ「母親手帳」として、出産後の体調や検診結果を3年分記録できる。3人は「子どもが第一で、自分がおろそかになりやすいお母さんに、ぜひ手にとってほしい」と思いを込める。

 手帳は、市内の0~3歳の子どもと保護者が対象のつどいの広場「ぴーちくぱーちく」(同区)の前田明美施設長(50)が発案。

 きっかけは、子育てをはじめて15年以上たち、急に体調が悪くなったことだった。子育てにいっぱいいっぱいだった中で「自分にもっと意識を向けていたら、大きな病気を防げたかも」と前田さんは話す。広場で母親に実施したアンケートでも「最後に健康診断を受けた時期がわからない」との意見が多く、問題意識が強くなった。

 広場を利用する子育て中の母親2人と協力して「母子手帳は出産後、子どもの健康を記録する欄しかない場合が多い」といった意見を出し合いながら、半年間企画を練った。

 完成した手帳は、母子手帳と同時に使うことを想定し、母親の体調や検診記録を記すページを設けた。また年齢ごとにかかりやすい病気、健康維持に役立つツボや季節ごとにおすすめの食事などを紹介している。

 手帳は、200部を作成。同広場が主催するイベントなどで、希望者に配布する予定。問い合わせは「ぴーちくぱーちく」075(201)6387。