「一番本当に頑張り、充実した経験があったのは、みんなと同じ高校時代」と語る大畑さん(京都府城陽市寺田・城陽高)

「一番本当に頑張り、充実した経験があったのは、みんなと同じ高校時代」と語る大畑さん(京都府城陽市寺田・城陽高)

 京都府立城陽高校の創立50周年記念式典がこのほど、京都府城陽市寺田の同高で開かれた。元ラグビー日本代表の大畑大介さん(45)が「為(な)せば成る!」と題して講演し、「周りと比べず自分のできることをつくり上げて」と生徒にエールを送った。

 同高は1972年、府南部の人口増加に伴い開校。これまでに約1万7千人が卒業し、現在は普通科に約810人が通う。講演は同高体育館で3年生を前に行い、1、2年生はオンラインで聞いた。

 大畑さんは、幼少期は友だちが少なかったが、小学3年で始めたラグビーで足が速かったことで注目を集め、ポジションをもらったと振り返り、「自分の居場所が見つかりうれしかった」と話した。

 中学時代は成長期に伴う足の痛みに苦しむも、高校進学後は「自分が一番へた。成長スピードを速くする」と筋肉トレーニングで脚力を上げ、2年生でレギュラーに定着。翌年には高校日本代表にも選ばれた。京都産業大では日本代表のエースとして活躍。「自分がどうなりたいか考え、成長体験を身に付け、次につなげた」。

 昨今の新型コロナウイルス禍に触れ、「苦しい時間で前が見えないが、できることを一生懸命すると、(収束後には)可能性が広がっている」と語り掛けた。