京都府警亀岡署

京都府警亀岡署

 京都府亀岡市内の信用金庫でこのほど、同市の無職男性(83)が現金250万円を下ろそうとしているのに気付いた職員が110番し、詐欺を未然に防ぐ事案があった。ただ、亀岡署が調べたところ、男性は既に100万円をだまし取られており、同署は詐欺の容疑で調べるとともに高齢者に注意を呼び掛けている。
 同署によると、5日午前、信金窓口で預金250万円を引き出そうとした男性に職員が使い道を尋ねたところ、男性は「セキュリティー保証協会」に支払うと説明。職員は不審に思って通報したという。
 調べでは、10月30日、男性の携帯電話に「利用料金の確認が取れていない」とのメールが届いた。記載の番号に電話すると、架空の協会を名乗る男から「携帯電話のIDが漏れ、被害届が出ている。裁判にならないようウェブマネーを払う必要がある」などと言われ、11月1日までの3日間にわたり、市内のコンビニ3店でプリペイドカード計100万円分を購入し、電話でカード番号を伝えたという。
 5日朝、同じ男から「あと250万円必要。宅配で送って」との電話があり、男性は定期預金を解約するため信金を訪れた、といい、職員の機転で被害の拡大は免れた。