滋賀県警本部

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 滋賀県長浜市の民家で昨年10月、住人の男性=当時(81)=が背中を刺されて死亡しているのが見つかった事件で、滋賀県警捜査本部(長浜署)は11日、殺人容疑で、米原市の無職男性(70)を容疑者死亡のまま書類送検し、発表した。

 書類送検容疑は、昨年10月20日午前9時40~50分ごろ、長浜市神前町の81歳男性宅で、刃物で男性の背中や胸を複数回刺して殺害した疑い。

 県警によると、3月7日、無職男性が自宅で死亡しているのを別居する男性の子が発見した。司法解剖の結果、同5日ごろに窒息死しており、自殺したとみられる。遺言書のような書き置きがあったが、事件については何も触れていなかった、という。

 県警の説明では、昨年12月~今年1月、約500人いる81歳男性の知人の一人として、捜査員が無職男性宅で数回接触したが、無職男性はDNAの任意提出を拒んでいた。無職男性の死後、81歳男性の着衣に付いていたDNAが無職男性と一致したほか、犯行時間の直前、81歳男性宅と無職男性宅の間に設置された防犯カメラ10台以上に、自転車で81歳男性宅に向かう無職男性が映っていたため、3月下旬に容疑者として特定した。凶器は未発見、という。