23年間稼働し、12月1日で引退する3号機(京都市伏見区・市青少年科学センター)

23年間稼働し、12月1日で引退する3号機(京都市伏見区・市青少年科学センター)

 京都市青少年科学センター(伏見区)で、23年稼働してきたプラネタリウム3号機が12月1日で引退する。お別れイベントとして、機器の特徴や歩みを紹介する特別展のほか、過去の人気プログラムの投映も行っている。担当者は「思い入れのある人は多いと思う。最後の姿を見に来て」と呼び掛けている。

 1996年に導入した3号機は、星の数が約1万5千個と2号機より大幅に増え、コンピューター制御に。日本初のワイヤレスリモコン式で、操作や解説も臨機応変にできるようになった。
 センターによると、2018年度の観覧者数は6万6707人と04年度以降で最も多い。この間、小学校低学年までの「ちびっこプラネタリウム」のほか、乳幼児向けや大人を対象にしたプラネタリウムを取り入れるなど、内容の充実ぶりが客の増加に寄与してきたという。
 一方、3号機や周辺機器の老朽化が進み、映像が突然出なくなるトラブルも。センター開館50周年の節目を迎えたこともあり、新しい機器に役割を譲ることになった。
 4号機は従来の光学式にデジタル式を合わせたハイブリッド式となり、より美しい映像や多彩な演出が可能になる。スクリーンや座席も改修し、来年7月にリニューアルオープンする予定。
 最終投映日の12月1日まで歴代機器や過去の番組ポスター、絵コンテなどを展示している。アンケートで人気1位だった番組「クイズに挑戦~星空博士になろう!」も投映している。
 30日と12月1日には3号機にまつわる思い出を交え、星空を解説する特別投映がある。小学生以上対象。先着180人。19日までに、京都いつでもコール075(661)3755へ申し込む。入場料と観覧料が必要。