今秋初めて飛来したオオヒシクイ(中央の2羽)。浅瀬で羽を休めている(長浜市湖北町延勝寺の琵琶湖沖)=湖北野鳥センター

今秋初めて飛来したオオヒシクイ(中央の2羽)。浅瀬で羽を休めている(長浜市湖北町延勝寺の琵琶湖沖)=湖北野鳥センター

 国の天然記念物に指定されているオオヒシクイが6日、越冬のため滋賀県長浜市湖北町の琵琶湖岸に今秋初めて飛来した。昨年に比べて6日遅く、湖国に本格的な秋の訪れを告げている。

 午前6時半ごろ、湖北町延勝寺の湖岸から約400メートル沖に2羽が飛来しているのを湖北野鳥センター(同市)の職員1人が確認した。長旅の疲れを癒やし、羽を休めているように見えたという。

 オオヒシクイはガンの仲間で、翼を広げると約1・7メートル、体重約5キロの大型の水鳥。カムチャツカ半島周辺で繁殖する。長浜市の湖岸一帯は国内の越冬地の南限で、毎年9月下旬から順次飛来し、ピーク時の1月中旬から下旬には約300羽に増える。