太陽の光を浴びて鮮やかに輝く紅葉と雲海(6日午前7時13分、滋賀県高島市朽木小入谷)

太陽の光を浴びて鮮やかに輝く紅葉と雲海(6日午前7時13分、滋賀県高島市朽木小入谷)

 滋賀県で今季一番の冷え込みとなった6日朝、高島市朽木小入谷で雲海が広がった。鮮やかさを増す紅葉とともに幻想的な光景をつくり出し、撮影に訪れた人たちが息をのんで見入った。


 雲海は、放射冷却現象で晴れて風がない朝に見られることが多い。彦根地方気象台によると、この日の最低気温は同市今津町で5・5度、甲賀市信楽町で1・4度になるなど湖国全域で今季最低だった。
 小入谷には未明から写真愛好家たちが詰めかけ、寒さに身をすくめながら夜明けを待った。太陽が昇り、山肌に光が当たると、モノトーンの風景が色彩を帯び、紅葉したブナやカエデがくっきりと浮かび上がった。
 今秋2度目の来訪で雲海を撮影できたという兵庫県西宮市の男性(67)は「はるばる来たかいがあった」と喜んだ。