5Gってなんだよ、と周りのオジサンたちが話していた。Gは「ジェネレーション」、第5世代の通信規格ということだが、よく分かっていない。なんかの5代目だな、5代目と言えば古今亭志ん生…▼ITは秒進分歩。1980年代の1G(第1世代)は肩掛け電話、90年代は2Gの携帯電話(ガラケー)が普及、3Gでスマートフォンが取って代わり、4Gの高速化で動画やSNSが若者をとらえる▼オジサンたちは置いてけぼりだ。そして5Gの通信サービスが来春から本格化する。4Gの100倍の高速大容量で、2時間の映画が2秒でダウンロードできる。ゲームも大迫力になる▼実は5Gの本領はそんなところにないらしい。あらゆるモノがインターネットとつながる「IoT」の基盤となり、暮らしや産業を大きく変える潜在力があるという▼車の完全自動運転、遠隔医療、ドローンを使った農業、店舗の運営効率化などいろいろな活用が考えられる。それは働き方を変えることにもなる。うかうかしていられない▼一方、5Gへの流れでも、ガラケーはどっこい生きている。安価というだけでなく、スマホのSNS対応に疲れて回帰する若者もいるようだ。過去の緩さも残ってほしい。周りのオジサンたちはスマホの多機能の一部しか使えないし。