協定書を交わした位田学長(左)と赤石台長=彦根市・滋賀大

協定書を交わした位田学長(左)と赤石台長=彦根市・滋賀大

 滋賀大(滋賀県彦根市)と彦根地方気象台は7日、気象データの活用に関する連携協定を結んだ。気象の変化に伴う避難行動や消費行動を解析して予測につなげ、防災などさまざまな方向で結果の活用を目指す。

 彦根地方気象台が大学と連携するのは初めて。具体的には西日本豪雨など過去の災害時の避難行動について、同気象台が提供するアメダスなどのデータとの因果関係を、データサイエンス学部の学生らが解析する。行動予測につなげ、自治体の避難計画作りに生かす。

 気象の変化に伴う消費行動も分析・予測する。小売店による生鮮品の無駄のない仕入れに役立てる。

 両者はすでにデータ解析を進めている。協定の締結式で、位田隆一学長は「気候は生活や産業と密接につながっている。地域活性化に貢献したい」、赤石一英台長は「データ活用の成果を社会に還元したい」と話した。