【資料写真】南丹市役所(京都府南丹市)

【資料写真】南丹市役所(京都府南丹市)

 京都府南丹市は6日、市美山支所総務課の男性主任(42)が事務を担当していた自転車レースの実行委員会運営費約80万円を着服したとして、停職6カ月の懲戒処分にした。職員は同日付で依願退職した。当時の上司2人を訓告処分とした。


 レースは同市美山町で毎年5月に開かれる「京都美山サイクルロードレース」で、市や市体育協会などでつくる実行委が主催している。
 市によると、男性主任は実行委の事務局を2017、18年度に担当。昨年5月~12月、約千人の参加者からのエントリー代などが入った銀行口座から、8回にわたって計約80万円を不正に引き出し、請求書や領収書を偽造。先月、18年度の決算書を精査する中で発覚した。男性主任は「パチンコや競馬に使い、ストレスを発散した」と着服を認め、全額を弁償したという。
 市は刑事告訴はしない方針で、再発防止策として、職員が民間団体の会計事務を担うことを原則、禁止するとした。西村良平市長は「公金に準ずるもので市に対する信頼を失墜させた。再発防止を徹底したい」と話した。