記者会見で共産党との選挙協力を改めて否定した立民府連の泉会長(中央)=9日、京都市上京区の立民府連事務所

記者会見で共産党との選挙協力を改めて否定した立民府連の泉会長(中央)=9日、京都市上京区の立民府連事務所

 立憲民主党京都府連の泉健太会長は9日、京都市上京区の府連事務所で記者会見を開き、府内では次期衆院選(19日公示、31日投開票)で共産党とは選挙協力を行わないと改めて表明した。共産が京都で「野党共闘」のアピールを強める中、立民府連の姿勢に変化はないと示した格好だ。

 立民の枝野幸男代表と共産の志位和夫委員長は先月末の党首会談で、競合する小選挙区での候補者調整などの選挙協力で合意した。泉氏は共産とは府内の地方選挙で長年対立してきた経緯から「府内では共産党と協議したことはなく、協力関係にない」と会見で強調し、これまでの方針と同様に衆院選での選挙協力を否定した。

 共産が自ら擁立する現職への一本化を強く求めている京都1区について、泉氏は「擁立の努力を最後まで続ける」と話した。ただ「京都レベルで具体的に見つけることができておらず、党本部からも提示はない」と明かし、擁立できない可能性が高まっている。

 また立民府連はこの日の常任幹事会で、国民民主党現職のいる京都2区と、野党系無所属が立候補を予定する4区で擁立を見送ると決めた。党本部が国民と結んだ選挙協力の覚書や連合京都が4区の立候補予定者に推薦を出していることを理由としている。