仲買人たちによって落札されていく棒だら(6日午前9時6分、京都市下京区・市中央卸売市場第一市場)=撮影・三木千絵

仲買人たちによって落札されていく棒だら(6日午前9時6分、京都市下京区・市中央卸売市場第一市場)=撮影・三木千絵

 京都のおせち料理に使われる棒だらの入札が6日、京都市下京区の市中央卸売市場第一市場であった。場内にずらりと並んだ新春の味覚を仲買人たちが次々と落札し、一足早い迎春の雰囲気に活気づいた。
 今年は9・5トンを入荷し、大きさごとに特大、大大、大などに分けて入札。仲買人約30人が肉厚など棒だらのできを見定め、午前9時の開始とともに値段を書き込んだ紙を箱に入れて落札者を決めていった。
 1キロ当たりの卸値は、特大が7560~6804円で昨年より高かった一方、大大は6480~5940円、大は5400~4860円とほぼ昨年並みだった。12月中旬ごろまでスーパーや百貨店などに並ぶ。
 棒だらは北海道稚内産で、マダラを原料とする保存食。調理する家庭や料理店の減少などで消費量は減っているが、京都をはじめ関西のおせち料理では定番の食材として親しまれている。