銅メダルを掛けて、署員に講話する荒賀さん(亀岡市安町・亀岡署)

銅メダルを掛けて、署員に講話する荒賀さん(亀岡市安町・亀岡署)

 東京五輪空手男子組手75キロ超級で銅メダルを獲得した京都府亀岡市出身の荒賀龍太郎選手(30)=京都市西京区=が10日、京都府警亀岡署の一日署長を務めた。「自分を裏切らないようにすると目標に近づける」と、向上していく上で大事にしている心構えを署員に説いた。

 署員40人を前に、礼服に「一日警察署長」と書かれたタスキ姿の荒賀さんは、不調を乗り越えて銅メダルをつかんだ経験を述懐。空手への関心が高まる中で「相手に全集中できていなかった」と振り返った。それでも、自身と向き合う時間を経て五輪に臨んだ結果、「落ち着いて試合に挑めた」とした。

 自身を高めるために大切にしていることについては「『きょうは練習はこれくらいで』などと思うこともあるが、自分を裏切らないようにすると、夢や目標に近づける」と強調した。銅メダルを披露する場面もあった。

 生活安全課の女性署員(25)は「落ち着いて臨むことなど、話を今後の職務に生かしたい」と述べた。

 特殊詐欺の被害防止などを訴える動画も撮影。11日からの全国地域安全運動に絡めて府警のフェイスブックで配信し、啓発に役立てる。