世界大会で高い評価を得た丹後王国の地ビール。ラベルには丹後七姫があしらわれている(京都府京丹後市弥栄町・丹後王国)

世界大会で高い評価を得た丹後王国の地ビール。ラベルには丹後七姫があしらわれている(京都府京丹後市弥栄町・丹後王国)

 京都府京丹後市の道の駅「丹後王国 食のみやこ」の地ビール「丹後クラフトビール」が近年、国内外の地ビールコンテストで世界的な賞を連続して受賞するなど高評価を得ている。地元産のコメを使ったりスモーキーな香りがしたりする7種で、丹後王国は「丹後の新たな魅力を発信したい」と意欲を見せる。

 丹後王国では、前身の府農業公園「丹後あじわいの郷」時代の1998年から醸造を開始。ビール造り歴約20年の山口道生さん(56)が開発を担当し、現在は7種を販売する。

 2013年に地ビールの世界大会で金賞を受賞したのを皮切りに、フルーティーな香りと苦みのない味わいが特徴の「ヴァイツェン」が今春、「オーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワード2018」(世界359社が応募)のドイツ風白ビール部門で銅賞を獲得。今秋の「インターナショナル・ビアカップ(IBC)2018」(193社が応募)ではヴァイツェンとスモークの2種が銀賞に選ばれた。

 昨年の「IBC2017」で銅賞を受賞した「マイスター」は丹後産のコメを副原料として使用するなど地元にこだわる。丹後の気候も醸造にいい影響を与えているといい、広報担当の田矢佳子さん(61)は「丹後で造ったビールということに誇りを持っている。全国の人に飲んでもらい丹後を知ってほしい」と話している。

 1本(330ミリリットル)540円。