統一地方選後半となる全国86市の市長選などが14日、告示される。京都府内では向日、京田辺、木津川の3市長選と、福知山、宇治、城陽、八幡、京田辺、木津川の6市議選が行われる。久御山、和束の2町議選は16日に告示され、市長選・市議選とともに21日、投開票される。

 向日市長選は、現職の安田守氏(54)=自民党、立憲民主党、国民民主党、公明党、日本維新の会、社民党推薦=と、乙訓地区労働組合協議会副議長で新人の佐藤新一氏(69)=共産党推薦=が立候補を表明している。

 安田氏は「ふるさと向日市を創る会」が支持母体で、佐藤氏は「新しい民主市政をつくる市民の会」が推す。選挙は、市役所庁舎建て替えやJR向日町駅東口開設を巡る開発事業、土地利用転換による地域活性化策など、現市政の継続か刷新かが争点になる。

 京田辺市長選は、元民主京都府議でまちづくり支援団体代表の上村崇氏(46)と自民京都府議で党府連副幹事長の尾形賢氏(38)=自民、公明推薦=の無所属新人2人が立候補を表明している。共産などでつくる団体は自主投票を決めた。

 ニュータウンの人口増が続き、子育て支援や商店街活性化が課題。上村氏は住民団体を支持母体とし、連合京都が支持。市長の実績を評価するとする。尾形氏は自身の後援会が支持母体で、引退する石井明三市長(71)の市政継承を主張する。

 木津川市長選はいずれも無所属で、4選を目指す現職の河井規子氏(63)と新人でまちづくり団体代表の呉羽真弓氏(60)が立候補を表明。前回と同じ候補者の対決になりそうだ。

 河井氏は支持者らでつくる後援会が支持母体となり、政党の公認・推薦は受けない。呉羽氏は市民の賛同者を募って設立した政治団体が支持母体で、共産などでつくる市民団体が支持する。

 地域によって人口の急増と過疎高齢化があり、調和ある発展策が争点となる。