京都府宇治市は本年度、公共施設の次期指定管理者選定で公募を拡大した。これまでは非公募で市の出資団体などが選ばれていたが、民間活力を生かしたサービス充実など指定管理者の利点が現れにくかった。公募を先行実施した一部施設は民間企業が管理者に選ばれ、それまで管理してきた公社が解散に至った例があり、公募作業が進む本年度の9施設も行方が注目される。

 「あれが花と水のタペストリー。ここのシンボルです」。宇治市広野町の市植物公園で8月、次期指定管理者に関心がある複数の事業者が現地を見学し、市職員から公園設備について説明を受けた。

 市は本年度で指定期間が終わる9施設を対象に2022~26年度の指定管理者を選定作業中だ。