喜多駅(左奥)前の休耕田に咲き乱れる鮮やかなコスモス=宮津市喜多

喜多駅(左奥)前の休耕田に咲き乱れる鮮やかなコスモス=宮津市喜多

 京都府宮津市上宮津地域にある京都丹後鉄道の無人駅「喜多駅」前の景観を守ろうと、地域住民が休耕田で育てているコスモスが見頃を迎えている。紅白の花が風になびき、農作業の車やローカル線が走る田園を彩っている。

 住民団体「上宮津21夢会議」里山・里川部会が企画した。地域の玄関口である駅周辺では休耕田が増えており、昨年から種をまき始めた。

 今年は6月に6アールの休耕田に1キロ分の種をまいた。9月半ばから咲き始め、10月20日ごろまで楽しめそうだという。部会長の宮本哲雄さん(69)は「駅前を荒れた風景にはしたくない。地域の人はもちろん、車窓から眺めた人にも心和ませてもらえれば」と願っている。