【資料写真】岸田首相(東京都内)

【資料写真】岸田首相(東京都内)

 京都新聞社は、岸田文雄首相に対し、来年7月の任期いっぱいで政界を退くことを表明した参院議員を入閣させた理由などを文書で質問し、13日に回答があった。

 首相は「今回入閣してもらった方には先のことは考えず、山積するわが国の課題を解決するため、職務にまい進してもらたい」と回答した。

 国家公安委員長として初入閣した自民党の二之湯智参院議員(77)=京都選挙区=は今年6月、来夏の参院選に出馬せず今期で引退することを表明。党京都府連は後継として京都市議の吉井章氏(54)の擁立を決めた。

 首相は「チームとして総合力を発揮できることを大切にしながら、高い能力と専門性を持った多彩な人材の中から人選を行った」と説明。衆院選後も岸田内閣が続く場合、来年夏に閣僚人事の刷新を念頭に置いているのかという質問に対しては「新たな内閣を立ち上げたばかりであり、次の人事の話を聞かれてもお答えすることはない」とした。

 官邸は、4日の首相就任会見で指名されなかった京都新聞社を含む報道機関などから質問を受け付け、書面で回答した。