同志社大生がコンセプトを考え、京都市内の洋菓子職人が開発した「T RICH STICK」=京都市上京区

同志社大生がコンセプトを考え、京都市内の洋菓子職人が開発した「T RICH STICK」=京都市上京区

 同志社大の学生グループが考えた「ワインに合う洋菓子」とのコンセプトを基に、京都市内の洋菓子職人が開発した抹茶スイーツが、下京区のジェイアール京都伊勢丹で販売されている。和束町産抹茶のチョコレートでドライフルーツやナッツをふんだんに包んだ一品で、学生たちは「ブランドの知名度を上げる手助けになれば」と期待する。

 提案は同大学商学部の高橋広行教授ゼミの学生グループが行い、洋菓子ブランド「ツリーズ」(右京区)を営む木村慎助さん(42)が菓子を開発した。「洋菓子店の市場開発に携わりたい」との学生の要望を受け、高橋教授が知り合いの木村さんに相談。23人のゼミ生が5グループに分かれて「ツリーズ」の菓子の売り出し方を提案し、その内の一つを木村さんが採用した。

 採用されたグループの5人は、「ツリーズ」の顧客に富裕層が多く、ワインとの組み合わせで愛好者が増える可能性があることや、木村さんがワインソムリエの最上位資格を持つことなどから、コンセプトを考えたという。丹波ワイン(京都府京丹波町)のワインとの組み合わせや、売り場のデザインも提案した。

 木村さんは「今後、看板になるかも知れない良い品ができた」と歓迎。学生グループの3年、生沼太朗さん(20)は「提案が形になりうれしい。どのように売れるか分析し、改善点を考えるのにもつなげたい」と意気込む。1本3780円。販売は19日までの午前10時~午後8時、地下1階に期間限定出店の「ツリーズ」で。