前回のふき替え工事で新しくなったこけらぶきの屋根。当時は拝観を継続して作業が行われた(2006年3月撮影、京都市右京区・龍安寺)

前回のふき替え工事で新しくなったこけらぶきの屋根。当時は拝観を継続して作業が行われた(2006年3月撮影、京都市右京区・龍安寺)

石庭を囲う油土塀の屋根。12月6日から拝観を停止し、ふき替えが行われる(京都市右京区・龍安寺)

石庭を囲う油土塀の屋根。12月6日から拝観を停止し、ふき替えが行われる(京都市右京区・龍安寺)

 枯山水の庭で知られる世界文化遺産の龍安寺(京都市右京区)が、12月6日から3カ月間、拝観を停止する。庭を囲む土塀の屋根をふき替えるためで、15年前の前回は作業中も拝観を継続したが「風情が台無し」との苦情が相次いだことを受けて拝観を停止することにした。新型コロナウイルスの影響で京都への観光客が減っている現状を好機ととらえ、工事時期を前倒しした。

 ふき替えるのは、油土塀を覆う木の板を重ねた「こけらぶき」の屋根。現在の屋根は2006年3月に4カ月かけてふき替え、最近は雨風で痛みが目立っていた。拝観を来年3月18日まで停止する。