大津地裁

大津地裁

 トラックで赤信号を無視して横断中の女性をはねて死亡させたとして自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の罪に問われた大津市、会社員の男(40)の裁判員裁判の判決公判が15日、大津地裁であり、大西直樹裁判長は懲役7年(求刑懲役9年)を言い渡した。

 判決理由で大西裁判長は、「職業運転手にもかかわらず交通ルールを順守する意識が希薄で、直前にも複数回、信号無視を繰り返していて非難の程度は大きい」と指摘した。さらに「何らの落ち度もない被害者の命を一瞬にして奪った。信号を守ることは最も基本的かつ重大な交通ルールで、しっかり内省を深めてほしい」とする裁判員らからのメッセージを読み上げた。

 判決によると、男は2月12日午前6時23分ごろ、中型トラックを運転中、滋賀県米原市柏原の国道21号の交差点に赤信号を無視して時速約45キロで進入し、自転車を押して横断していた近くのパートの女性=当時(57)=をはね、死亡させた。