4基の神輿を激しく揺さぶる駕輿丁ら(13日午後8時10分、大津市坂本5丁目)

4基の神輿を激しく揺さぶる駕輿丁ら(13日午後8時10分、大津市坂本5丁目)

 滋賀三大祭りの一つ、日吉大社(大津市坂本5丁目)の山王祭「宵宮(よみや)落とし神事」が13日夜、同大社一帯で行われた。駕輿丁(かよちょう)と呼ばれる担ぎ手の男衆が4基の神輿(みこし)を激しく揺さぶり、若宮の誕生を表現した。

 宵宮落としは、前夜の午(うま)の神事で結婚した神が出産する様子を表す。桜に彩られた大社前の宵宮場(大政所=おおまんどころ)で約1時間にわたって神輿が前後に揺さぶられ、重低音を響かせた。

 午後9時、同祭の山田守生実行委員長(55)が祭文を読み上げると、神輿は一斉に宵宮場から落とされ、神事はクライマックスに達した。観衆がどよめく中、駕輿丁たちは威勢よく飛び出して、西本宮拝殿に神輿を担ぎ入れた。

 祭りは14日の例祭や船渡御を経て、15日に幕を閉じる。