ユズの選別作業に当たる住民たち(京都府南丹市美山町向山)

ユズの選別作業に当たる住民たち(京都府南丹市美山町向山)

 ユズを使った地域活性化を目指す京都府南丹市美山町向山地区で、ユズの出荷作業が始まった。集荷場にはユズの爽やかな香りが漂っている。
 向山地区は大野ダム近くにあり、2007年から、住民たちが由良川の河川敷の遊休地を活用してユズ栽培を始めた。シカの食害に遭いながらも、今では約300本が成長している。
 6日から向山ゆず生産組合が集荷場にユズを集め、大きさや色を選別し、袋詰め作業に当たっている。同町の道の駅にユズを置くほか、搾った果汁を京都市内のクラフトビールの会社に出荷する。出荷作業は今月下旬まで続く予定。
 福井義昭組合長(62)は「ユズは料理の香り付けに使われ、ユズ風呂もいい。ユズを通して地域をPRし、高齢化が進む地域に人が入ってくるようになれば」と話している。