エジソン記念碑に献花する参列者たち(八幡市八幡・石清水八幡宮)

エジソン記念碑に献花する参列者たち(八幡市八幡・石清水八幡宮)

 八幡の真竹を使って白熱電球を実用化した米国の発明王エジソンの命日(18日)に合わせ、京都府八幡市の石清水八幡宮境内にある「エジソン記念碑」でこのほど、エジソン碑前祭が営まれた。電力関係者ら約30人が参列し、発明王の偉業をたたえた。

 エジソンは、白熱電球の長時間点灯を可能とするための良質なフィラメントの素材を求めて八幡の男山の竹にたどりつき、1千時間の点灯に成功した。

 記念碑は1934年に建立された。戦時中、撤去や破壊の危機にさらされたが当時の宮司らによって守られ、電力会社などでつくるエジソン彰徳会が58年に碑を現在の場所に移転。毎年、碑前祭を行っている。

 碑前祭には、スティーブン・キャロル駐大阪・神戸米国総領事館領事や田中恆清宮司ら約30人が参列した。彰徳会の高橋宏明理事長(東北電力特別顧問)は「明かりについて感謝し、電力やエネルギーの大切さを考える機会となることを願いたい」とあいさつ。参列者が花輪などを記念碑に供えた。没後90年を記念して、市内の児童へエジソンの冊子が寄贈された。