南丹市戦没者追悼式で恒久平和への思いを新たにする遺族ら(京都府南丹市日吉町・市日吉生涯学習センター)

南丹市戦没者追悼式で恒久平和への思いを新たにする遺族ら(京都府南丹市日吉町・市日吉生涯学習センター)

 京都府南丹市の戦没者追悼式がこのほど、同市日吉町の市日吉生涯学習センターであった。第2次世界大戦などで亡くなった1886人の冥福を祈り、戦争の悲惨さと平和の大切さを次代に引き継ぐと誓った。

 約50人が参列。黙とうなどの後、フィリピンへ向かう途中で父が戦死した日吉町遺族会の宮田洋二会長(80)が「終戦から76年となり、戦争を遠い過去の出来事と感じる若者もいる。現在の平和と繁栄は、尊い犠牲の上に築かれたことを忘れないでほしい」と、遺族を代表して追悼の辞を述べた。

 閉式後のあいさつで西村良平市長は「東アジアの情勢がきな臭いが、み霊は戦争を起こしてほしくないと願って眠っている。子や孫らに、戦争で肉親が散ったことを伝え、平和の大切さを訴えていくことが必要だ」と語った。