「亀岡光秀まつり」の配役が決まった(右から)煕子役の蔭山さん、明智光秀役の渡邉さん、玉子役の井上さん=京都府亀岡市荒塚町・大本本部

「亀岡光秀まつり」の配役が決まった(右から)煕子役の蔭山さん、明智光秀役の渡邉さん、玉子役の井上さん=京都府亀岡市荒塚町・大本本部

 京都府亀岡市で5月3日に開かれる「亀岡光秀まつり」の武者行列配役抽選会が13日、同市荒塚町の大本本部であった。初めて入札方式を導入し、明智光秀役には、菓子会社社長渡邉東高さん(39)=余部町=が選ばれた。

 光秀ら7役になるには、昨年まで光秀10万円、正室の煕(ひろ)子は5万円の出演料が必要で、応募複数の時は抽選していた。今年は出演料を最低価格に、最も高い値段を付けた人が役を得る入札制とした。実行委員会は「話題性を高めるため」とし、光秀、煕子役に各2人、娘の玉子役に1人の応募があり、重臣の4役はゼロだった。

 渡邉さんは「昨秋に長男が生まれ、勇姿を見せたい。明るい光秀を演じる」と抱負を語った。煕子役を射止めた大学1年蔭山萌奈さん(18)=大阪府貝塚市=は「祖父母が亀岡在住で、小学生の時も行列に参加した。楽しみ」と笑顔だった。玉子役は八木中2年井上紗織さん(13)=南丹市八木町=に決まった。入札額は公開されなかった。

 一方、参加者から入札に疑問の声も出た。光秀役に応募した男性(78)は「なりたい人全員にチャンスがある抽選の方がいい」と残念がる。実行委によると、煕子に応募した別の女性は入札額を入れなかったという。

 実行委は「応札で得た役だからこそ、思い入れを持って演じてもらえる。来年以降は検討したい」といい、上積みした出演料はPRなどに活用するとしている。