青空の下、都大路を練り歩く稚児や花車の「花行列」(京都市中京区烏丸通四条上ル)

青空の下、都大路を練り歩く稚児や花車の「花行列」(京都市中京区烏丸通四条上ル)

 大作のいけばなを搭載した花神輿(みこし)や烏帽子(えぼし)姿の稚児、僧侶たちが練り歩く「花行列」が13日、京都市中心部で行われた。約50人の行列が下京区の四条室町から中京区の六角堂までの約600メートルを歩いた。

 午後1時、行列は室町通四条下ルの池坊短期大前を出発した。ほら貝の音を響かせる山伏を先頭に、保護者らに手を引かれた稚児8人や振り袖姿の同短大生、いけばなを積んだ花車や花神輿らが続いた。

 一行は四条烏丸交差点を通って烏丸通をゆっくりと歩き、約20分掛けて六角堂に到着した。沿道には国内外の観光客が人垣をつくり、愛らしい稚児や華やかな行列を写真に収めていた。

 花行列は、華道家元池坊が花の命に感謝し営む「六角堂花供養会」の一環。六角堂では、稚児が合掌して本尊の如意輪観音菩薩(ぼさつ)に向かい「南無観世音菩薩」と3度唱えたほか、参列者が仏前に花を供えた。