滋賀県民栄誉賞の贈呈式で、メダルを手に三日月知事(右)と談笑する木村選手(左)と大橋選手=18日午後2時43分、大津市・滋賀県庁

滋賀県民栄誉賞の贈呈式で、メダルを手に三日月知事(右)と談笑する木村選手(左)と大橋選手=18日午後2時43分、大津市・滋賀県庁

 今夏の東京五輪とパラリンピックの競泳で、ともに金メダルに輝いた滋賀県彦根市出身の大橋悠依選手(26)=イトマン東進=と、栗東市出身の木村敬一選手(31)=東京ガス=が18日、そろって湖国に凱旋(がいせん)した。新たに創設された滋賀県民栄誉賞を受け、「オリンピックとパラリンピックの選手が同じ日に同じ賞を受賞できてうれしい」と喜びを口にした。

 大橋選手は200メートルと400メートルの個人メドレーを制し、夏季五輪で日本女子初となる2冠を達成。木村選手はパラに4大会連続出場し、100メートルバタフライ(視覚障害)で悲願の金メダルを手にした。

 2人は大会の公式衣装を着て、県庁(大津市)での贈呈式に出席。三日月大造知事から記念品などを受け取った。大橋選手は「予選後は落ち着き、チャンスをものにしたいと思っていた」、木村選手は「自信も不安もありつつ泳いでいた」などと互いに当時の心境を明かし、大会を振り返った。

 ともに金メダリストになり、「やりたいことが増えた。一つは経験を伝えていくことができる」と大橋選手。木村選手は「勝つことにとらわれていたが、今は素直にいろんなものに目を向けられるようになった」と語った。大橋選手は同日、母校の草津東高も訪れた。