筋トレバンドを使って体力作りに励むメンバーら(京都府南丹市美山町・旧知井小)

筋トレバンドを使って体力作りに励むメンバーら(京都府南丹市美山町・旧知井小)

 京都府南丹市美山町知井地区の住民でつくる「筋トレサークル」が活動3年目を迎えた。老後を元気に暮らすためには筋力が必要と、毎月2回、かなりハードなメニューをこなし、90歳の女性も懸命に汗を流している。

 高齢化が進む地区でみんなが元気に長生きをしようと、住民有志が2016年度から地元の旧知井小で始めた。

 60~90代の女性約30人がメンバー登録し、参加費は1回300円。市が養成した介護予防サポーターの指導で毎回十数人が約1時間半、筋力アップに取り組む。

 音楽に合わせて柔軟体操や指の運動をして体をほぐしていき、徐々にテンポの速い曲に変わって動きが激しさを増す。スクワットをしたり、足で床をドンドンたたいたり、タンゴを踊ったりする。ゴムバンドを使って腕や胸、肩周りの筋肉も強化する。水分補給と少しの休憩をとりながらも全体の運動量は相当なものだ。

 最高齢の永岡シヨさん(90)もみんなと同じスピードで全てのメニューをこなす。「楽しくて本当に元気になる。畑仕事もはかどる」と語る。

 サークルの悩みは自ら車を運転して来られない人の送迎という。代表の大隅美智子さん(71)は「継続することが一番大事なので、男性の参加も促しながら通いの足を確保する方法を検討していきたい」としている。