街頭で気候変動対策の必要性を訴える若者たち (9月24日、大津市・JR石山駅前)
 
【リアルボイス】vol.01「政治」に対する若者たちの声(音声コンテンツ)

 9月24日夜、滋賀県大津市のJR石山駅前。若者たちが手作りのプラカードを掲げて道行く人に気候変動の危機を訴えていた。

 中学生の姿も。守山市の中学2年生男子(14)は「僕らは政治に声が届きにくい世代。でも僕らも伝えることができていいと思うし、伝えないといけないかな。もっと一人一人の話を聞いてもらいたい。すごい政治と距離があると思う。謎の距離を縮めたい」。

 新型コロナウイルス禍で学校生活に影響が出た16歳と17歳の女子高校生。「修学旅行延期になっているのに、体力テストやるし。オリンピックするん?体育祭分散でさせんなよ、みたいな」。コロナ対策の在り方に次々と疑問を投げ掛けた。

 活動は、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)が始めた世界規模の運動の滋賀版。約30人が参加し、「政治にもっと関心を」と呼び掛けた。主催した滋賀大4年の男性(22)=大津市=は「自分たちの声を聞いて政策立案に生かしてほしい。声が届く実感を持てる政治がうれしい」。

 今月中旬、別の若者の声も聞いた。幼少期を中国で過ごした神戸大1年の男性(19)=草津市=は「外国人労働者や留学生がたくさんおり、時にトラブルもある。同じ地域に住む住民としてとても残念。異文化理解や多文化共生を進めてほしい」と話す。安倍政権の大学入試制度改革の影響を受けた世代。「入試制度を変える方向性は賛成だが、実施予定の英語の外部テストがなかったりと、振り回された感がある。改善点を熟慮してほしかった」

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