農産物を供えて収穫を報告し感謝する秋祭り「百味御食」で、拝殿に集まった氏子組織の長老ら(京都府木津川市山城町平尾・涌出宮)

農産物を供えて収穫を報告し感謝する秋祭り「百味御食」で、拝殿に集まった氏子組織の長老ら(京都府木津川市山城町平尾・涌出宮)

 京都府木津川市山城町平尾の涌出宮(わきでのみや)でこのほど、秋祭りの「百味御食(おんじき)」が執り行われた。国の重要無形民俗文化財に指定されている「宮座行事」の一つ。地域で収穫した果物や野菜を各戸から集め、神前に供えた。

 2月のいごもり祭で豊作を祈念し、百味御食で収穫を報告、感謝する。

 17日午前8時ごろから、氏子組織の大座、殿屋座、岡之座、中村座の長老らが、地域で今年採れたイモやナス、柿など100個を超える農産物を拝殿に飾り付けた。太鼓の音に合わせて収穫物を手から手へ送り、神前に供えた。

 本来は、供え物に息がかからないようサカキの葉をくわえるが、新型コロナウイルス感染予防のため、葉をくわえずマスクを付けたまま臨んだ。続いて、中谷勝彦宮司が祝詞を読み上げた。